ミネルヴァのふくろう
「ふくろう(梟)は知恵の象徴」
小さい時にそう教えられた。
今も自分の机の上には、
多くのふくろうの置き物がいる。
そのほとんどが、自分を育んでくれた
大切な人からの贈り物。
物だけでなく、心も贈ってくれる。
知恵の象徴であるふくろうにまつわる格言。
「ミネルヴァのふくろうは黄昏に飛び立つ」
ミネルヴァとは、ギリシャ神話の知恵の女神で、
ふくろうはミネルヴァのシンボルとされる。
知恵のシンボルであるふくろうは、
一日の終わりである夕暮れに飛び立つ。
“真の知恵は、物事が終わった後に得られる”
“判断の結果は、その判断に基づく
行動の結果が出た後でわかる”
そういった意味が込められている。
でも、人は行動する前に判断を求められる。
未来に起こる不確実性、現在ある偶有性が
避けられない中で生きる私たちは、
知恵をもとに、判断し行動しようとする。
結果(真の知恵)は後でわかるのだけれど…
それならば、不確実性、偶有性を楽しんでみよう!
不確実性を楽しむという「生活知」は、
そもそもこの世界の本質、とりわけ生の本質は
「偶有的」なものであり、不確実性は避けられない
ものであるという認識のもと、
「覚悟」を決めることによってこそ得られる
のではないでしょうか。
(『「脳」整理法』 茂木健一郎 ちくま新書)
さぁ、今日から10日間。
自分独りで考え、行動する日。
10日後の自分に逢ってみたい!
10日後の「ミネルヴァのふくろう」が
飛び立つ瞬間の自分に
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