「できそこない」より愛を込めて
『できそこないの男たち』
(福岡伸一 光文社新書)
とても刺激的なタイトル。
氏の前著『生物と無生物のあいだ』
が非常に面白く、氏の文学的センスの良さが
本著でもいかんなく発揮されている!
とても面白い本で、あっという間に
読み終えてしまうほど、引き込まれてしまった。
この本の中心的テーマは、
生物学的な「性」の決定に関わる話。
あらゆる生命は最初、メスとして発生し、
メスとしての基本仕様を、オス用に
カスタマイズすることでオスは生まれてくる。
そのカスタマイズは、急場しのぎで
無理があるため、男は女に比べて
病気やストレスに弱い。
だから、男は「できそこない」 ( ̄○ ̄;)!
それにしても、『生物と無生物のあいだ』といい、
『できそこないの男たち』といい、
新書というよりも文庫本を
読んでいるような感覚におちいる。
これは間違いなく、福岡氏の文学的センスの
高さを物語っているものであり、
分子生物学者としての知識の深さに加えて、
巧みな文章表現に、思わずうなってしまう!
「理系人間、文系人間」と人を専門で大きく
分けるような言葉もあるようだが、
氏の著書を読んでいると、いわゆる、
「総合的知性」の必要性を強く感じる。
ところで、10月も今日で終わり。
今日はハロウィンであると同時に、
ピンクリボン月間の最終日でもある。
「ピンクリボン」は、
乳がん撲滅キャンペーンのシンボル。
10月1日は、ピンクリボンデイとして、
東京タワーをはじめ、各地のランドマークが
ピンク色にライトアップされて、
ピンクリボン運動の啓蒙が行なわれた。
このブログに触れていただいている
女性の方は、恥ずかしがらず、
あるいは面倒くさいと思われることなく、
「マンモグラフィー検診」を
ぜひ受けていただきたい!
いずれの「がん」も早期発見、早期治療が
大原則であるが、特に乳がんは
早期治療でほとんど治るがんの1つ。
そのためには、早期発見が欠かせません!
いつまでも美しく輝く存在でいてほしい!
男としての切なる願いです (^-^)
「できそこない」より愛を込めて…
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