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「酒は百薬の長」にあらず?

「時に科学は人の期待を裏切る結果を導く」

そう感じる人が多いのでは?という報告がある。

2008年10月の『Archives of Neurology』に

掲載された、アメリカ・マサチューセッツ

Wellesleyカレッジ Paulらのグループによる研究。

「より多くのお酒を飲む人は、

少ないお酒をたしなむ人に比べて、

脳の体積が縮小する傾向がある」

というもので、お酒を飲む量が増えると、

脳の体積が右肩下がりに下がっていく

という結果をもとに述べている。

この傾向は、男性よりも女性の方が強い。

より多くのお酒を飲むと、

心血管疾患の発病率が低下すると言われるが、

こと脳に至っては、良いとは言えないようだ…

「私は少々だから大丈夫!」

「あなたのは升升で二升でしょ!?」

というまるで落語のネタのような

言い訳が聞こえてきそうな結果。(^-^;

「世には、心得ぬ事の多きなり。」

(世の中には、合点のゆかないことが多い)

で始まる、『徒然草』第百七十五段にこうある。

 「百薬の長とはいへど、

 万の病は酒よりこそ起れ。」

 「酒は百薬の長」とは言うけれど、

 多くの病は、酒が原因である。

吉田兼好らしく、鋭く手厳しい。

とは言うものの、お酒による

精神的効用もこうつづっている。

 「月の夜、雪の朝、花の本にても、

 心長閑に物語して、盃出したる、

 万の興を添ふるわざなり。

 つれづれなる日、

 思ひの外に友の入り来て、

 とり行ひたるも、心慰む。

 (中略)

 冬、狭き所にて、

 火にて物煎りなどして、

 隔てなきどちさし向ひて、

 多く飲みたる、いとをかし。」

 満月の夜や雪の朝、桜の花の下で、

 思う存分語り合いながら、

 盃を差し出したりするのは、

 何かにつけて興味をあたえることである。

 なすこともなく過ごしている日に、

 思いがけなく友が来て、一杯やるのも、

 心が慰められる。

 (中略)

 冬、狭い座敷で

 火で何かを煎りながら、

 心おきない親しい人と差し向かいで

 おおいに飲むのも、とてもおもしろい。

兼好の言うように、

風情を味わい、親愛の情を深めるような

お酒の席はとても楽しい!

本格的な秋、そして冬へと向かい、

ますますお酒がおいしくなる季節。

適量(本当の少々!)のお酒を、

楽しく酌み交わし、

脳にも体にも良いお酒の効用を

味わいたいものですね! (^-^)

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コメント

ひささん、こんにちは!
お酒、いいですね~♪
結構好きで、ついつい飲みすぎてしまうので・・・
「脳の萎縮」にはドキドキです。。。
あまり、飲みすぎなければいいのですよね!??

「徒然草」の兼行法師の飲み方、風情がありますね・・・☆
こんなとき、四季折々の自然の美しさを感じられる日本て、
素晴らしいな~~!!と、しみじみ思います☆
そして、一緒にお酒を楽しむ相手も大切ですね。
お互い、気心の知れた相手や仲間だと・・・
美味しいお酒がますます美味になりますよね~!!
(お酒の相乗効果でしょうか!☆)
う~~ん、早くも飲みたくなってきました(笑)!
でも、ひささんのおっしゃるように、適量を・・・いただきますね!
ずっと美味しくお酒を楽しめるように☆☆

投稿: min | 2008年10月16日 (木) 14時58分

minさん、いつもコメントありがとうございます!

四季の風情を感じながら、
気心の知れた相手とともにお酒を楽しむ☆
minさんのコメントを読ませていただいて、
自分もお酒が飲みたくなってきました! (^-^)

本当に適量であれば、脳にもよろこびを与えることができるはず!
「ずっと美味しくお酒を楽しめるように☆☆」
というのはとても素敵な言葉ですね!
ますますお酒がおいしくなりそうです! (^-^)

いつもいつも素晴らしいコメント
本当にありがとうございます!!

投稿: ひさ | 2008年10月16日 (木) 20時51分

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